美しく振舞うビジネスマナー(新元号は?)

4月1日の新元号発表まで、カウントダウンとなりました。今回は終わりゆく平成に想いを馳せ「新しい元号はどのように決まるのか」をその歴史や意味を考えながら振り返りたいと思います。

  • 元号とは?

年を数える方法(年号)の1つで、王や皇帝が定めます。中国が発祥で東アジアの漢字文化圏で用いられましたが現在、用いているのは日本だけです。

  • 年号はいつ、生まれたか?

日本での最初の年号は、大化の改新で有名な大化(645~650年)です。その後、年号が途絶えたりしましたので歴史学者 本郷和人先生は701年の大宝からと力説していらっしゃります。

元号は1374年間に247回、変わりました。無題

  • 新しい元号はどのように決まるか?

昔は嫌なこと(天変地異・政情不安)が起きると元号を変えていました。

平安時代の元号は貴族が案を出しましたが決定するのは天皇でした。

室町時代になると、時の権力者である足利義満(1358~1408年)が自らの希望で元号を考案し、改元しました。

昔は世の中の雰囲気を変えるために年号を変えていましたが明治以降は天皇の崩御で元号を変えてきました。

今回のような生前退位は明るいムードの中で改元が行われますので非常に喜ばしいことですね。

現在、改元の決定権は内閣総理大臣ですが、考案は国文学や日本史学等の専門家に委嘱されています。

新元号は「広く国民に受け入られ、生活に根差したものとなる」と唱えています。

☆ワンポイントアドバイス☆

生前退位による改元は200年ぶりです。私たちはこのワクワクする瞬間を後世に受け継ぎ、世の中がどのように変遷するかをしっかりと記憶しなければなりません。

株式会社日本マナップ  ビジネスマナー講師 中村 早苗