美しく振舞うビジネスマナー(序列の重要性)

10月22日に126代天皇の「即位礼正殿の儀」が執り行われました。無題

新天皇の即位を国内外に宣明し、祝福を受ける儀式です。

「即位の礼」には191の国と機関から要人が来日されました。

夜には「饗宴の儀」が行われ天皇、皇后両陛下は各国の賓客を一人ひとり出迎えられました。

プロトコールの原則に則って参列国で最長在位52年のブルネイ・ボルキア国王が天皇陛下の右隣に、皇后陛下の左隣にはスウェーデンのグスタフ国王が着席されました。

プロトコールの原則の中には「序列の重要性」があります。

「序列の重要性」とは式典や公式行事、晩餐会などのパーティでは、入場、席次などに序列が生じることです。序列とは、外交上の力関係にも影響するので、その基準は厳格であるが、一方で状況に応じて柔軟に対応することも必要であると定義しています。

日本における公式席次ガイドラインは皇族が第一位ですが同格の外国賓客の場合は在位期間や在任期間が考慮されています。

プロトコールは国家間の儀礼上における公式ルールであり「外交儀礼」です。

国際会議や晩餐会など、自分には関係ないと思いがちですがホテルやレストラン、海外旅行などにおいてもプロトコールを身に付けていると外国の方々との異文化コミュニケーションがスムーズになります。また、お互いを知り合うきっかけにもなります。

プロトコールは、歴史、風俗、宗教、文化の違いを尊重し合い、習慣の違いからくるトラブルを未然に防ぐために話し合いで決めるのが原則です。

言葉や文化が異なる人々が心地よく過ごすためにもプロトコールの基本を心得ておく必要があります。

☆ワンポイントアドバイス☆

今後、益々広がる国際化に対してプロトコールを心得ておくことは国際人のたしなみです。

株式会社日本マナップ  ビジネスマナー講師  中村早苗